
Keep Android Openから見える、真のオープンのあり方
2026-08-04
この記事は執筆途中です。
こんにちは。すくです。 巷で話題になっていますね。Keep Android Open。
Androidは今、そのオープン性の存続が懸かった危機に直面しています。Androidは長年、APKやサイドローディングが可能なことから、そのオープン性に定評を集めていました。しかし、Googleが発表した新たなポリシーによって、そのオープン性が失われてしまう可能性があります。今回は、そんなGoogleが発表したポリシーと、この動きに対抗する「KeepAndroidOpen」について、語っていこうと思います。
真の「オープン」とは
オープンソース、オープンデータ、オープンウェイト...。世の中には色んな「オープン」があります。
例えば、Braveブラウザ。広告ブロック機能で高い評価を得ているこちらのブラウザですが、ソースコードもほぼ全て公開されています。
Mozilla Public Licenseによってライセンスされていて、ソースコードを無償で使用したり、改変したり、商用利用・プロプライエタリソフトへの組み込みをしたりすることもできます。
ここまで自由であれば、真に「オープン」なコンテンツと言って良いでしょう。
では、Mapboxはどうでしょう。Mapboxは、Webサイトやアプリに好きな地図を表示できる、カスタム地図開発プラットフォームです。
こちらは2020年の12月、Mapbox GL JSのアップデートに伴い、BSDライセンスから独自の商用ライセンスへと変更されました。
つまり、中身が全て非公開になり、勝手に使えなくなったということです。 これは「オープン」とは言えませんね。
なぜこんな事を言っているかというと、現在のAndroidは、先述したBraveのような「オープンさ」が失われつつあるからです。
Androidはどうなってしまうのか
冒頭でも少し書きましたが、AndroidはPlayストアを介さず、Amazonアプリストア、F-Droidなどのサードパーティ製のストア、そして独自のWebサイトなどからアプリをインストールする、所謂「サイドローディング」が可能です。
開発者からすれば、わざわざGoogleにお金を払わなくてもアプリを配信することができる、便利な仕様でした。
しかし、Googleが2025年8月・2026年3月に発表した方針によると、これら全ての方法を取るのが非常に難しくなります。
具体的な内容
具体的にどういうことかと言うと、
「身元不明の(未認証の)開発者が作成したアプリは、サイドローディングであっても、原則として端末へのインストールをブロックする」
ということです。
F-Droidをはじめとする、有名なサードパーティ製アプリストアが実質的に使用不能になり、認証を受けていないアプリのインストールは全て拒否されます。
「いやいや、どうせ代替手段があるでしょ?」と思ったそこのあなた。確かに代替手段はあります。ただし、どういう手順を踏まなければいけないかは別です。
- 設定を開き、ビルド番号を7回タップして開発者オプションを有効にする。
- 高圧的な警告画面を閉じる。
- パスコードを入力する。
- 端末を再起動する。
- 24時間待機する。
- もう一度設定画面を開き、長々とした警告が書かれた画面を閉じる。
- "一時的に許可"、または"常に許可"を選ぶ
- もう一度警告画面を閉じる。
なんと、サイドローディングを可能にするまで、実に8つ(諸説あり)のステップ、更に最低24時間の時間がかかります。
あなたはただ、自分のデバイスにアプリを入れたいだけです。
更に悪いことに、この抜け穴はAndroid OS ではなく、Google Play 開発者サービス を介して提供されています。GoogleはOSアップデートやユーザーの同意なしに、いつでもこの仕様を変更したり、厳しくしたり、あるいは撤廃することができます。しかも現時点では、ベータ版やプレビュー版、Canary版のどれにも実装されておらず、存在するのはブログ記事1つといくつかのイメージ図だけです。
この通り、今までですら煩雑だったサイドローディングが、Googleの手によって更に難しくなります。
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